性質および化学反応

　ソビエト連邦（現在のロシア）のドブナ研究所（Dubna）のG.N.FlerovらとアメリカのA.Ghiorsoらの研究グループが²⁴³Amにネオンを衝撃して１０５番元素を得たと報告した。
　以前は核分裂現象を発見したO.HahnにちなむハーンニウムHahniumという名称と、ドブナ研究所が提案したNielsbohriumという名称が並行していたが、Nielsbohriumは１０７番元素の名称に移し、１９９７年にロシアのドブナ研究所(Dubna)にちなむドブニウムDubniumの名称が正式に決定した。

放射性元素

電子配置	1s²2s²2p⁶3s²3p⁶3d¹⁰4s²4p⁶4d¹⁰4f¹⁴5s²5p⁶5d¹⁰5f¹⁴6s²6p⁶6d³7s² [Rn]5f¹⁴6d³7s²
第一イオン化エネルギー	kJ/mol	eV
電子親和力	kJ/mol	eV

密度	g/cm³
結晶格子	格子( )　a= nm
融点	℃
沸点	℃

地殻中存在比	ppm
海水中存在比	ppm
大気中存在比
宇宙存在比(Si=10⁶)

同位体
核種	相対質量	スピンパリティー	半減期	天然存在比	壊変
²⁶²Db	262.114084		34 s	-	α64, SF33, EC3
²⁶³Db	263.114988		27 s	-	SF57, α43
²⁶⁶Db	266.121029		20 min	-	SF, α
²⁶⁷Db	267.122377		73 min	-	SF
²⁶⁸Db	268.125445		32 hr	-	SF
²⁶⁹Db	269.12746		3 hr	-	α, SF

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