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性質および化学反応以前はソビエトの研究グループが核物理学者I.V.Kurchatovの名前をとってクルチャトビウムKurchatoviumと命名し、またアメリカの研究グループでは、金箔にα線をあて、その一部が散乱されることから原子核の存在を実験的に明らかにしたE.Rutherfordの名前をとってラザホージウムRutherfordiumと命名し二つの名称が並行する時代がしばらく続いたが、1997年にラザホージウムに統一された。 塩化物は揮発性が高いことが確認され、これはラザホージウムがトリウムよりもハフニウムに類似し、アクチノイドは103番のローレンシウムで終結し、104番元素は4属元素であることを意味する。しかしながらZrおよびHfはフッ化物イオンに対して安定な錯体を形成するが、Rfは錯生成定数がはるかに小さく、性質が異なっていることがわかった。このような超重元素の異常性は、原子核の高い電荷による相対論効果に起因していることが考えられるが詳しいことはわかっていない。 ![]() |
1s22s22p63s23p63d104s24p64d104f145s25p65d105f146s26p66d27s2 [Rn]5f146d27s2 | ||
261.109024 |
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263.112547 |
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264.113985 |
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265.116704 |
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266.117956 |
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267.121529 |
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268.123644 |