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この日の占いAとBの順位相関係数は r=1-6/(12^3-12)*播i2=1-6/(12^3-12)*98≒0.657 となります.
順位相関係数 r とはいくつかの項目に対して2通りの順位がついているとき,その相関の様子を数値化したもので, -1≦r≦1 の範囲の値をとります.とくに全く同じ順位がついているとき r = 1 であり,r が 1 に近いほど正の相関が強いといえ,逆に,全く逆の順位がついているとき r = -1 であり,r が -1 に近いほど負の相関が強いといえます.また,2通りの順位づけが全く無関係なとき,r は 0 に近い値になります.
そこで50日分のデータを取って,順位相関係数の分布をグラフにすると次のようになりました.
平均値は0.38ぐらいであり,占いAとBには弱い正の相関がある(もとのデータは同じだが,占い師により解釈が違う?)ことがわかりました.
さらに,気になるところで,一方の占いで最下位(12位)であった星座がもう一方の占いでは何位になっているかを調べてみました.
グラフから,一方の占いで最下位になっている星座はもう一方の占いでもやはりよくない順位です (占いAで最下位の星座の占いBでの平均順位は8.1位,占いAで最下位の星座の占いBでの平均順位は8.5位です. とくに,20%強の確率でもう一方でも最下位です(!)). そんなときは,占いに添えられているアドバイスを聞いてその日をなんとか切り抜けましょう.
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